2009年 02月 04日
節分と鬼 |
昨日は『節分』でしたが、ここ最近にならって”自家製巻き寿司”が出てくるかと思いきや、今年はそんな素振りもなく、お昼前に近所の新聞屋さんから『恵方巻き』が届きました。いつもの野菜のお裾分けのお返しだそうです。・・・なるほど、そう言う事ですか。
もちろん、今年の恵方『東北東』を向いて無言で食べました。しかし『縁起物』って恐ろしいですね。一度始めてしまうと、いままでそんな習慣がなかったからやめてもいいようなものですが、まんまと海苔、コンビニ、寿司業界にしてやられてます。
■鬼は内
でも、他方では各地元に伝わっている「節分行事」の伝統を破壊しかねないと言う懸念も指摘されていますが、文化の伝搬とは、こう言う人の欲による側面も持ち合わせてるのも事実。しかし、ご近所で『豆まき』を最近見なくなりましが、それはそれで寂しいものですね。
そう言えば「鬼は内」と言う地域もあるといいます。
「節分」参照
http://ja.wikipedia.org/wiki/節分
地名や名字に「鬼」が付いたり、神社などでは「鬼」を奉っていたり、お寺などでは教えとして「鬼は内」とする所も在るそうです。
■鬼心を払う禊(みそぎ)
鬼も悟れば仏となり 仏も迷えば鬼となる (古歌)
事実、仏教では仏に仕える「鬼」もいます。また、実社会では人の皮をかぶった「鬼」と言われた者もいたでしょう。「鬼」とは固有に形ではなく我々の心の奥底に潜む(ひそむ)者と思われます。つまり節分の豆まき行事は、自分の体についた「鬼」=罪や穢(けが)れを豆(魔滅)によって祓う(はらう)行為のようです。
もともと「豆まき」は大晦日の行事であり、新年を迎えるにあたっての”禊(みそぎ)”の意味こそ本来ではなかったのでしょうか。
なるほど、『恵方巻き』をただ食らって自らの禊もせず、『福』だけ戴こうなんて、もの凄く厚顔だったんですね。・・・反省です。
************
因に、夕食にも大家さんから「恵方巻き」を、やはりお返しとして戴きましたが、こちらは手作りでしたので甘みも抑え気味で美味しかったです!(笑)
もちろん、今年の恵方『東北東』を向いて無言で食べました。しかし『縁起物』って恐ろしいですね。一度始めてしまうと、いままでそんな習慣がなかったからやめてもいいようなものですが、まんまと海苔、コンビニ、寿司業界にしてやられてます。
■鬼は内
でも、他方では各地元に伝わっている「節分行事」の伝統を破壊しかねないと言う懸念も指摘されていますが、文化の伝搬とは、こう言う人の欲による側面も持ち合わせてるのも事実。しかし、ご近所で『豆まき』を最近見なくなりましが、それはそれで寂しいものですね。
そう言えば「鬼は内」と言う地域もあるといいます。
「節分」参照
http://ja.wikipedia.org/wiki/節分
地名や名字に「鬼」が付いたり、神社などでは「鬼」を奉っていたり、お寺などでは教えとして「鬼は内」とする所も在るそうです。
■鬼心を払う禊(みそぎ)
鬼も悟れば仏となり 仏も迷えば鬼となる (古歌)
事実、仏教では仏に仕える「鬼」もいます。また、実社会では人の皮をかぶった「鬼」と言われた者もいたでしょう。「鬼」とは固有に形ではなく我々の心の奥底に潜む(ひそむ)者と思われます。つまり節分の豆まき行事は、自分の体についた「鬼」=罪や穢(けが)れを豆(魔滅)によって祓う(はらう)行為のようです。
もともと「豆まき」は大晦日の行事であり、新年を迎えるにあたっての”禊(みそぎ)”の意味こそ本来ではなかったのでしょうか。
なるほど、『恵方巻き』をただ食らって自らの禊もせず、『福』だけ戴こうなんて、もの凄く厚顔だったんですね。・・・反省です。
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因に、夕食にも大家さんから「恵方巻き」を、やはりお返しとして戴きましたが、こちらは手作りでしたので甘みも抑え気味で美味しかったです!(笑)
by DEPTH-TRUCT
| 2009-02-04 12:53
| 雑 記