2006年 11月 09日
レポート |
2006『CD発売記念コンサート 西みほ Sings Tenderly』
前日の嵐のような天気も納まり、”雨女”もいい加減払拭できたようで、良いコンサート日和となりました。仕事がちょっと押したので芸術創造センターに着いたのは開場して間もなくでした。
チケットを渡し、最近お気に入りのお店で作ってもらった花束は受付に渡し、いざ会場へ。ここは演劇などもやるので舞台は少し低めで程よい距離感です。ざっと会場を見渡すとほぼいっぱいのお客様でした。
>1セット
1.ナイト・アンド・デイ
2.ラブレターズ
3.イッツ・オールライト・ウィズ・ミー
4.フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン
5.月の砂漠
6.フー・キャナイ・ターン・トゥー
7.ウォッチ・ホワット・ハプンズ
〜シェルブールの雨傘より
8.ジャスト・ワン・オブ・ゾーズ・シングス
〜休 憩〜
>2セット
1.グリーンスリーブス
2.朧月夜
3.テンダリー
4.トゥー・ヤング
5.トゥー・ヤング(雪村いづみ さん)
〜雪村いづみ さんとみほさんのトークタイム!
6.青いカナリア(雪村いづみ さん)
7.ソー・イン・ラブ
8.ビーウィッチド〜魅惑のとりこ
9.スマイル
10.サムウェアー〜トゥナイト
11.見上げてごらん夜の星を
アンコール
12.アメージング・グレース(独唱)
■1セット
暗転の中、舞台袖から1曲目「ナイト・アンド・デイ」のバースが聴こえて、彼女がスポットライトを浴び、たくさんの拍手の中、コンサートの幕はあがりました。
いつも緊張しやすいの彼女にしてはめずらしく、落着いた感じに感じられました。衣装は最近写真で良く見かけるシルバー色のドレス。やっぱり彼女には大きなステージが良く似合います。
2002年の7/18(木)スター・アイズでのジャズの初ライブ(ライブハウスデビュー)から約4年、やっと彼女らしいスタイルになってきたと思います。それはあまりに遠い道程でした。私ファンをして、「何故、長所を活かさないのか?」不思議な時期が長く続きました。”繊細な表現””映像的な表現”こそが彼女の持ち味だとずっと確信していました。
今回は控えてたのか、お茶目なおしゃべりも彼女の良さを良く表しています。もっと自由に彼女らしさを出して欲しいものです。
途中「月の砂漠」がとても印象的な構成でした。
■幕間
短い休憩の間に、今回チケットをお買い戴いた御婦人から「いい声ね〜、この方絶対伸びるわよ!」とお誉めのお言葉を頂戴し、CDもお買い求め戴きました。ファンはとてもとても嬉しかったのです!(追記:私は彼女のファンとして、もちろん自前でチケットを何枚か購入し、その内の2枚をこの御夫人に買って戴いたのです。)
■2セット
弦楽器もフューチャーっして、「グリーンスリーブス」から入りました。彼女の澄んだ歌声が、歌の持つ深みを際立たせ、聴く者をグッと引き寄せます。「朧月夜」ではバックに大きな大きなお月様が印象的に浮かび上がり、今回のアルバムタイトル「テンダリー」へと続きました。
彼女はこの曲を聴いて『なんて、スタンダードっていい曲なんだろう。』と思ったそうです。それはジャズを始めた頃「ミスティー」を初めて聴いて『なんて美しい曲なんだろう。』と思ったのと同じぐらいの感動だったのかも知れません。(追記:”「ミスティー」を初めて聴いて『なんて美しい曲なんだろう。』と思った”という話は、何度も曲の紹介で彼女が喋っている有名な逸話です。)
みほさんが「トゥー・ヤング」を歌ったその後に、同じ曲をスペシャルゲストの雪村いづみさんが、かつて「三人娘」と言われた江利チエミさんとDUOで歌い、次いで美空ひばりさんとDUOで歌ってくれました。もちろん当時の録音と共に…。
可愛らしい雪村さんは、みほさんを褒めちぎって、みほさんがタジタジとするくらいでしたが、素直な飾らない雪村さんには彼女の良さが良くお解りだったのでしょう。流石です。恐れ入りました。
そして代表曲「青いカナリア」を歌ってくださいました。
「ソー・イン・ラブ」は今の彼女が好きな歌だそうです。でも実は私も大好きな歌だったりします。
最後は「見上げてごらん夜の星を」を歌ってくれました。この曲は彼女が歌うと、都会では見えないはずの星々が、目の前にスーッと現れます。その小さな星に目を凝らすと輝きが一層増すように、彼女は今まで一生懸命に歌ってきました。歌っている時が一番幸せな人だから、これからもズーっと歌い続けていく事でしょう。(追記:この話も彼女自身が良く、ライブやその他で話していることですし、彼女の古くからの女友達も同じ事を言われています。)・・・そしてファンもズーっと聴き続けていきます。
『みほさん、ごくろうさま!素晴らしかったよ。
良く頑張ったね、素敵な歌をありがとう。』
アンコールは「アメージング・グレース」の独唱。迂闊にも涙が出る程素晴らしかった。お越し戴いた皆様も暖かく、本当に素晴らしいコンサートになりました。
長い間聴き続けている者として、皆様におかれましてはまたのお越しを是非是非お願い致します。また一緒に彼女の歌を楽しみましょう!
前日の嵐のような天気も納まり、”雨女”もいい加減払拭できたようで、良いコンサート日和となりました。仕事がちょっと押したので芸術創造センターに着いたのは開場して間もなくでした。
チケットを渡し、最近お気に入りのお店で作ってもらった花束は受付に渡し、いざ会場へ。ここは演劇などもやるので舞台は少し低めで程よい距離感です。ざっと会場を見渡すとほぼいっぱいのお客様でした。
>1セット
1.ナイト・アンド・デイ
2.ラブレターズ
3.イッツ・オールライト・ウィズ・ミー
4.フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン
5.月の砂漠
6.フー・キャナイ・ターン・トゥー
7.ウォッチ・ホワット・ハプンズ
〜シェルブールの雨傘より
8.ジャスト・ワン・オブ・ゾーズ・シングス
〜休 憩〜
>2セット
1.グリーンスリーブス
2.朧月夜
3.テンダリー
4.トゥー・ヤング
5.トゥー・ヤング(雪村いづみ さん)
〜雪村いづみ さんとみほさんのトークタイム!
6.青いカナリア(雪村いづみ さん)
7.ソー・イン・ラブ
8.ビーウィッチド〜魅惑のとりこ
9.スマイル
10.サムウェアー〜トゥナイト
11.見上げてごらん夜の星を
アンコール
12.アメージング・グレース(独唱)
■1セット
暗転の中、舞台袖から1曲目「ナイト・アンド・デイ」のバースが聴こえて、彼女がスポットライトを浴び、たくさんの拍手の中、コンサートの幕はあがりました。
いつも緊張しやすいの彼女にしてはめずらしく、落着いた感じに感じられました。衣装は最近写真で良く見かけるシルバー色のドレス。やっぱり彼女には大きなステージが良く似合います。
2002年の7/18(木)スター・アイズでのジャズの初ライブ(ライブハウスデビュー)から約4年、やっと彼女らしいスタイルになってきたと思います。それはあまりに遠い道程でした。私ファンをして、「何故、長所を活かさないのか?」不思議な時期が長く続きました。”繊細な表現””映像的な表現”こそが彼女の持ち味だとずっと確信していました。
今回は控えてたのか、お茶目なおしゃべりも彼女の良さを良く表しています。もっと自由に彼女らしさを出して欲しいものです。
途中「月の砂漠」がとても印象的な構成でした。
■幕間
短い休憩の間に、今回チケットをお買い戴いた御婦人から「いい声ね〜、この方絶対伸びるわよ!」とお誉めのお言葉を頂戴し、CDもお買い求め戴きました。ファンはとてもとても嬉しかったのです!(追記:私は彼女のファンとして、もちろん自前でチケットを何枚か購入し、その内の2枚をこの御夫人に買って戴いたのです。)
■2セット
弦楽器もフューチャーっして、「グリーンスリーブス」から入りました。彼女の澄んだ歌声が、歌の持つ深みを際立たせ、聴く者をグッと引き寄せます。「朧月夜」ではバックに大きな大きなお月様が印象的に浮かび上がり、今回のアルバムタイトル「テンダリー」へと続きました。
彼女はこの曲を聴いて『なんて、スタンダードっていい曲なんだろう。』と思ったそうです。それはジャズを始めた頃「ミスティー」を初めて聴いて『なんて美しい曲なんだろう。』と思ったのと同じぐらいの感動だったのかも知れません。(追記:”「ミスティー」を初めて聴いて『なんて美しい曲なんだろう。』と思った”という話は、何度も曲の紹介で彼女が喋っている有名な逸話です。)
みほさんが「トゥー・ヤング」を歌ったその後に、同じ曲をスペシャルゲストの雪村いづみさんが、かつて「三人娘」と言われた江利チエミさんとDUOで歌い、次いで美空ひばりさんとDUOで歌ってくれました。もちろん当時の録音と共に…。
可愛らしい雪村さんは、みほさんを褒めちぎって、みほさんがタジタジとするくらいでしたが、素直な飾らない雪村さんには彼女の良さが良くお解りだったのでしょう。流石です。恐れ入りました。
そして代表曲「青いカナリア」を歌ってくださいました。
「ソー・イン・ラブ」は今の彼女が好きな歌だそうです。でも実は私も大好きな歌だったりします。
最後は「見上げてごらん夜の星を」を歌ってくれました。この曲は彼女が歌うと、都会では見えないはずの星々が、目の前にスーッと現れます。その小さな星に目を凝らすと輝きが一層増すように、彼女は今まで一生懸命に歌ってきました。歌っている時が一番幸せな人だから、これからもズーっと歌い続けていく事でしょう。(追記:この話も彼女自身が良く、ライブやその他で話していることですし、彼女の古くからの女友達も同じ事を言われています。)・・・そしてファンもズーっと聴き続けていきます。
『みほさん、ごくろうさま!素晴らしかったよ。
良く頑張ったね、素敵な歌をありがとう。』
アンコールは「アメージング・グレース」の独唱。迂闊にも涙が出る程素晴らしかった。お越し戴いた皆様も暖かく、本当に素晴らしいコンサートになりました。
長い間聴き続けている者として、皆様におかれましてはまたのお越しを是非是非お願い致します。また一緒に彼女の歌を楽しみましょう!
by DEPTH-TRUCT
| 2006-11-09 00:57
| 雑 記