2004年 05月 06日
『今井あんきの家』 |
■安心感
私はこれまでもいくつかの立派な福祉施設に関わってきました。確かにそれぞれその地域では重要な役割を持って計画されたものばかりです。しかし何かいつも極々小さな小石が心の中に在った事は歪めませんでした。
安心感は日々暮らす中でもっとも大切なものの一つです。
このNPO法人「犬山あんきにくらそう会・今井あんきの家」に関わった事は本当に偶然で、皆さんボランティア精神溢れる中での関わりでした。古い民家を改装、増築して本当に必要とされる事を積極的に行なう地域密着型の小規模多機能な施設です。ここでは”お年寄りの安心感”と”介護する覚悟”が全然違うのです。
事業として参入する福祉施設が巾を効かせる以前から、また、行政の一歩も二歩も前を独歩で歩んできた施設です。そんな施設だからこそ遠く九州や、超党派の国会議員の視察などの申込みが後を断たたず、私が関わる以前には福祉映画の『折り梅』のロケも行なわれました。
これから先「老い」は誰もが通る道。今でもたまに伺いますが、長閑な景色の中、人生までもいろいろと教えられる場所です。
■今井あんきの家介護保険事業
・認知症対応型共同生活介護(グループホーム)
・小規模多機能居宅介護(宅老所)
・共用型認知症対応型通所介護(共用型デイサービス)
・訪問介護ステーション
■在宅福祉サービス
・食事サービス
・移送サービス
・在宅福祉に関する調査・広報
そう言えば、ここの監事の久保田カヨ子さんは、最近テレビなどで『脳科学おばあちゃん』として有名になっちゃって、ちょっとビックリ!!(笑) あんな調子で歯に衣着せぬ言い方ですが、内容は的確この上なし!ものの見方など本当に勉強になりますよ。体だけは大事にして欲しいです。
by depth-truct
| 2004-05-06 22:00
| ワークス