2005年 11月 17日
つつましい愛情 |
15日、紀宮さまと黒田慶樹さんがご結婚されました。仲人もなく、指輪の交換もない、披露宴の参列者も120人ほどと意外に小ぶり。
また、紀宮さまの披露宴の衣装は振袖ではなく、皇后さまの”お着物”を仕立て直したもの。ふるまわれたお料理も、たったの3品(しな)だそうです。
そして新居は、来春に新築マンションにお引越しになられるまで”賃貸マンション”1LDK、50平方メートル程だといいます。
『全てにつつましいお二人』でした。
紀宮さまは結婚を期に皇族の身分を離れ、民間人の「黒田清子さん」としての生活がスタートしますが、そんな王室は他国では例を見ないようにも思います。今日を想い、両陛下は紀宮さまを育てられたとお聞きします。それは1人の人間として、日本人として”美しく育てられた”のがよくわかります。
皇后様が皇居でのお別れの際に紀宮さまを抱きしめ、「大丈夫よ」と仰ったそうですが、民間人から皇族に入った者故に、皇族を離れる娘を想う愛情溢れる暖かいお言葉に聴こえました。
じつは、両陛下が皇族女子の披露宴に出席されるのは初めてだったそうですが、両陛下が今までになく”紀宮さまの両親”でいらっしゃったお顔は、私の琴線に素直に触れる心地のいい風景であり、1千年以上も続く皇室にあって、必死に”家族”であろうとした強い意志を感じました。
私はこんなに”つつましい愛情”に溢れた御家族を素直に誇りに思っています。それは今日の日本では無くしかけている大切なもののように思うからです。
また、紀宮さまの披露宴の衣装は振袖ではなく、皇后さまの”お着物”を仕立て直したもの。ふるまわれたお料理も、たったの3品(しな)だそうです。
そして新居は、来春に新築マンションにお引越しになられるまで”賃貸マンション”1LDK、50平方メートル程だといいます。
『全てにつつましいお二人』でした。
紀宮さまは結婚を期に皇族の身分を離れ、民間人の「黒田清子さん」としての生活がスタートしますが、そんな王室は他国では例を見ないようにも思います。今日を想い、両陛下は紀宮さまを育てられたとお聞きします。それは1人の人間として、日本人として”美しく育てられた”のがよくわかります。
皇后様が皇居でのお別れの際に紀宮さまを抱きしめ、「大丈夫よ」と仰ったそうですが、民間人から皇族に入った者故に、皇族を離れる娘を想う愛情溢れる暖かいお言葉に聴こえました。
じつは、両陛下が皇族女子の披露宴に出席されるのは初めてだったそうですが、両陛下が今までになく”紀宮さまの両親”でいらっしゃったお顔は、私の琴線に素直に触れる心地のいい風景であり、1千年以上も続く皇室にあって、必死に”家族”であろうとした強い意志を感じました。
私はこんなに”つつましい愛情”に溢れた御家族を素直に誇りに思っています。それは今日の日本では無くしかけている大切なもののように思うからです。
by DEPTH-TRUCT
| 2005-11-17 02:51
| 雑 記