2006年 08月 03日
誠意があれば… |
何か慌ただしく「あっ」と言う間に7月も過ぎてしまいました。気が付けば8月になってしまい、先月は更新少なかったな〜と(9件)反省しきりです。一部にいろいろ御心配をいただいておりましたが、暑さにめげずに、更新したいと思っておりますので、”長〜い目で”見てやってくださいね。
因に以前ここにも書きました、友達の家のお隣の新築に際しての「玄関庇境界越境事件」は、やっと解決致しました。問題発覚から3ヶ月。結果として問題は以下の2点。
1)施工業者の対応の悪さ
2)監理建築士の代願(確認申請への名義貸し)体質
本来、設計時、現場施工時及びその監理業務が正規に行なわれておれば、「越境」などという問題は簡単に防げた問題でり、施工時の問題をお客様と近隣を巻き込むまで放置した責任は重く、尚かつ、お隣の方が夜も眠れない程の”施工側の対応”に誠意を感じず、また、監理建築士は行政に対しての建築確認申請の書類には簡単に印鑑を押しながら、問題が発生した事に対しては、監理建築士の責任としての”覚書”への押捺を拒否するなどの姿勢を信用する事は難しく、問題をより複雑にしていました。
最終的には手直し工事をし、監理建築士には「捺印できない旨を書面に自筆で提出」を求めて、やっと覚書へ印鑑も押され『解決』となりました。
しかし、お隣さんは最終的にこう言われました。
『最初から「迷惑をかけました」という誠意があれば
こんな大きな問題にしなくてもよかった。』
多くの建築は現場での生産で、しかも多くの職人さんの手を必要とします。もちろん小さなミスでもあればすぐに手直しをします。それでも問題が表面化してしまうことの多くはミスそのものよりも”人間関係”に起因する場合の方が圧倒的に多いように感じています。
お客様に信頼されるように建築関係者各々が、そして私が頑張るようにしなければいけないと思わせる今回の一件でありました。
因に以前ここにも書きました、友達の家のお隣の新築に際しての「玄関庇境界越境事件」は、やっと解決致しました。問題発覚から3ヶ月。結果として問題は以下の2点。
1)施工業者の対応の悪さ
2)監理建築士の代願(確認申請への名義貸し)体質
本来、設計時、現場施工時及びその監理業務が正規に行なわれておれば、「越境」などという問題は簡単に防げた問題でり、施工時の問題をお客様と近隣を巻き込むまで放置した責任は重く、尚かつ、お隣の方が夜も眠れない程の”施工側の対応”に誠意を感じず、また、監理建築士は行政に対しての建築確認申請の書類には簡単に印鑑を押しながら、問題が発生した事に対しては、監理建築士の責任としての”覚書”への押捺を拒否するなどの姿勢を信用する事は難しく、問題をより複雑にしていました。
最終的には手直し工事をし、監理建築士には「捺印できない旨を書面に自筆で提出」を求めて、やっと覚書へ印鑑も押され『解決』となりました。
しかし、お隣さんは最終的にこう言われました。
『最初から「迷惑をかけました」という誠意があれば
こんな大きな問題にしなくてもよかった。』
多くの建築は現場での生産で、しかも多くの職人さんの手を必要とします。もちろん小さなミスでもあればすぐに手直しをします。それでも問題が表面化してしまうことの多くはミスそのものよりも”人間関係”に起因する場合の方が圧倒的に多いように感じています。
お客様に信頼されるように建築関係者各々が、そして私が頑張るようにしなければいけないと思わせる今回の一件でありました。
by DEPTH-TRUCT
| 2006-08-03 23:28
| 建築雑記