2007年 06月 09日
19年ぶり |
世の中には不思議な事もあるものです・・・。
絶望的な願いも適う事があるのですね。
共産主義時代のポーランドで鉄道員だったグジェプスキさん(65)は、
1988年に列車にはさまれ、後に昏睡状態となりましたが、 妻の19年間休まずの献身的な看護が実り、 今年4月、奇跡的に意識が回復したそうです。
通常は手足も動かない。飲み込みも十分にできない場合、咽に食べ物を詰まらせて亡くなったり、肺炎や感染を起こして亡くなるケースが多い中で、19年間もそういう事のないよう、奥さんは24時間看護をしていました。
・床擦れをしないよう、1時間毎に姿勢を変えていた。
・咽に詰まらせないように食べ物を細かく切って
指で食べさせていた。
19年間24時間看護の生活は、4人の子供を抱え、僅かな社会保険とベビーシッターをしながらの極貧生活。”ただ、祈って信じて過す日々”だったそうです。
グジェプスキさんは言います。
「彼女が妻でなければ、私は生きていなかったと思う。
二人で腕を組んでまた散歩したい。」
奥さんも・・・
「こんなふうに、私に微笑んでくれるだけで嬉しいんです。」
この奥さんと同じようにできる自信はなかなかありませんが、それだけに胸を打つ出来事でした。愛する事、愛される事を普通に信じられる事の素晴らしさを、このお二人は自分達の貴重な時間を使って私たちに教えてくれたように思います。
夫婦でありながら、愛を他に求めて当たり前と言うような、昨今のタレントの発言が多い中、こんなに深い愛情を見せられて、こんなにほのぼのと感動してしまう事が恥ずかしくも羨ましく感じます。
もっとささやかでいいので、こんな心地のいい風景がもっと広がって、満ちてほしいと願ってしまいました。
絶望的な願いも適う事があるのですね。
共産主義時代のポーランドで鉄道員だったグジェプスキさん(65)は、
1988年に列車にはさまれ、後に昏睡状態となりましたが、 妻の19年間休まずの献身的な看護が実り、 今年4月、奇跡的に意識が回復したそうです。
通常は手足も動かない。飲み込みも十分にできない場合、咽に食べ物を詰まらせて亡くなったり、肺炎や感染を起こして亡くなるケースが多い中で、19年間もそういう事のないよう、奥さんは24時間看護をしていました。
・床擦れをしないよう、1時間毎に姿勢を変えていた。
・咽に詰まらせないように食べ物を細かく切って
指で食べさせていた。
19年間24時間看護の生活は、4人の子供を抱え、僅かな社会保険とベビーシッターをしながらの極貧生活。”ただ、祈って信じて過す日々”だったそうです。
グジェプスキさんは言います。
「彼女が妻でなければ、私は生きていなかったと思う。
二人で腕を組んでまた散歩したい。」
奥さんも・・・
「こんなふうに、私に微笑んでくれるだけで嬉しいんです。」
この奥さんと同じようにできる自信はなかなかありませんが、それだけに胸を打つ出来事でした。愛する事、愛される事を普通に信じられる事の素晴らしさを、このお二人は自分達の貴重な時間を使って私たちに教えてくれたように思います。
夫婦でありながら、愛を他に求めて当たり前と言うような、昨今のタレントの発言が多い中、こんなに深い愛情を見せられて、こんなにほのぼのと感動してしまう事が恥ずかしくも羨ましく感じます。
もっとささやかでいいので、こんな心地のいい風景がもっと広がって、満ちてほしいと願ってしまいました。
by DEPTH-TRUCT
| 2007-06-09 23:44
| 雑 記