2007年 08月 02日
福祉ネットワーク |
NHKの教育番組は子供向けと言わず、大人向けにも秀逸な番組が多い。さすが国営放送と思わせてくれるので、それだけで受信料など安いものだと思います。
ちょっと前にアンコール放送で流れていた画家のMAYA MAXX(マヤ・マックス)さんを拝見した。彼女は私と同じ年の46歳。ギャラリーにただ展示するだけでなく、訪れた観客とおしゃべりしながら相手の思いをその場で絵にしていくという、ライブペインティングやワークショップを続けている人気画家です。
そのスタイルはじつに自由奔放、絵など決して上手いとは言えないけれど、それを自覚しながらも尚、絵を通して表現する。
■「絵を描くことは、自分以外の人が居るから。」
彼女の絵のスタイルがコミュニケーションに支えられているのは、自分以外の人と時間と空間を共有する行為(コミュニケーション)の中で
「人が居て良かった、
この世に自分一人じゃなくて良かった。」
と感じているいるからだそうです。彼女にとって絵は目的ではなく手段のようです。
■素晴らしい人になること
では、彼女にとって人生の目的とは何かと言えば、”素晴らしい人になること”なのだそうです。それは”穏やかになる”こと…。
「自分のできることで、人の役にたつことを考える。」
■目から鱗(うろこ)
「福祉とはなんですか?」と、町永アナウンサーの問いに
「一人で生きてるんじゃない。
他の人が居るとはどう言うことなのか。」
「絵を描くことが広い意味で福祉です。」
彼女の廻りには若い世代が多く集まります。親にも話さないことを彼女の前では意外と話してくれる。それは若い世代が話さないのではなくて、話せる場がなかったから。
「福祉」というと、何か”お年寄り”の専門用語のようですが、じつは誰にでも求められるものなんだと、ちょっと目から鱗な気分でした。
確かにそう思うと、この人は絵を描きながらとても大切なことをしている、まるでカウンセラーのように見えました。私もそんなふうに”穏やか”になりたいものです。
MAYA MAXXインタビュー
http://www.cafeglobe.com/NEWS/interview/017/index.html
ちょっと前にアンコール放送で流れていた画家のMAYA MAXX(マヤ・マックス)さんを拝見した。彼女は私と同じ年の46歳。ギャラリーにただ展示するだけでなく、訪れた観客とおしゃべりしながら相手の思いをその場で絵にしていくという、ライブペインティングやワークショップを続けている人気画家です。
そのスタイルはじつに自由奔放、絵など決して上手いとは言えないけれど、それを自覚しながらも尚、絵を通して表現する。
■「絵を描くことは、自分以外の人が居るから。」
彼女の絵のスタイルがコミュニケーションに支えられているのは、自分以外の人と時間と空間を共有する行為(コミュニケーション)の中で
「人が居て良かった、
この世に自分一人じゃなくて良かった。」
と感じているいるからだそうです。彼女にとって絵は目的ではなく手段のようです。
■素晴らしい人になること
では、彼女にとって人生の目的とは何かと言えば、”素晴らしい人になること”なのだそうです。それは”穏やかになる”こと…。
「自分のできることで、人の役にたつことを考える。」
■目から鱗(うろこ)
「福祉とはなんですか?」と、町永アナウンサーの問いに
「一人で生きてるんじゃない。
他の人が居るとはどう言うことなのか。」
「絵を描くことが広い意味で福祉です。」
彼女の廻りには若い世代が多く集まります。親にも話さないことを彼女の前では意外と話してくれる。それは若い世代が話さないのではなくて、話せる場がなかったから。
「福祉」というと、何か”お年寄り”の専門用語のようですが、じつは誰にでも求められるものなんだと、ちょっと目から鱗な気分でした。
確かにそう思うと、この人は絵を描きながらとても大切なことをしている、まるでカウンセラーのように見えました。私もそんなふうに”穏やか”になりたいものです。
MAYA MAXXインタビュー
http://www.cafeglobe.com/NEWS/interview/017/index.html
by DEPTH-TRUCT
| 2007-08-02 00:03
| 雑 記