2007年 10月 26日
現代中国大漫画展〜風刺とユーモア |
小さい頃、仲の良かった近所のおじさんは、私に野球を教えてくれると同時に、毎週少年漫画誌を2冊買ってきてくれて、それが漫画との出合いでした。
それも中学に上がると同時に無くなりましたが、日本の漫画が”アニメ”の礎となる文化として今や世界を席巻する勢いなのは周知の通りです。
今回の展覧会は日中国交正常化35周年を記念して企画され、その企画者の一人が、ここにリンクしている”西みほ”さんの後援会の名誉会長で社会派漫画家の森哲郎氏でした。
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日中国交正常化35周年記念『現代中国大漫画展』
場所:電気文化会館 東ギャラリー
名古屋市中区栄2-2-5
052-204-1133
日時:10/23(火)〜28(日)
AM10:00~PM6:00
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■風刺とユーモア
森先生は本展に向けた挨拶(パンフレット)で”漫画”の本来の姿を「風刺とユーモア」と捉えているようですが、それらは”ままならぬ日々の生活に活力を与えるもの”であったことでしょう。
「風刺」は弱者の視点から捉えることで、社会の歪みを浮き彫りにし、微力ながらも一石を投じる役割を持っていましたし、「ユーモア」はそれでも変わらない”苦しみを笑い飛ばす”ことで日々の活力になったのでしょう。
その叡智=「風刺とユーモア」は今も中国に脈々と生き続け、そして、今の日本に足りない、忘れられたものでもあるように感じました。
最近のお笑いやアニメ、マンガを見ていると、どこか殺伐としていると感じているのは決して私だけではないはず。
「笑いは弱い者の近くにあって欲しい。」
と、切に願ってしまう。
会期は日曜日までですが、そんな生きた「風刺とユーモア」を感じてはいかがでしょうか。オススメです!
パーティーでは「西みほ」さんのステージもありました。
それも中学に上がると同時に無くなりましたが、日本の漫画が”アニメ”の礎となる文化として今や世界を席巻する勢いなのは周知の通りです。
今回の展覧会は日中国交正常化35周年を記念して企画され、その企画者の一人が、ここにリンクしている”西みほ”さんの後援会の名誉会長で社会派漫画家の森哲郎氏でした。
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日中国交正常化35周年記念『現代中国大漫画展』
場所:電気文化会館 東ギャラリー
名古屋市中区栄2-2-5
052-204-1133
日時:10/23(火)〜28(日)
AM10:00~PM6:00
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■風刺とユーモア
森先生は本展に向けた挨拶(パンフレット)で”漫画”の本来の姿を「風刺とユーモア」と捉えているようですが、それらは”ままならぬ日々の生活に活力を与えるもの”であったことでしょう。
「風刺」は弱者の視点から捉えることで、社会の歪みを浮き彫りにし、微力ながらも一石を投じる役割を持っていましたし、「ユーモア」はそれでも変わらない”苦しみを笑い飛ばす”ことで日々の活力になったのでしょう。
その叡智=「風刺とユーモア」は今も中国に脈々と生き続け、そして、今の日本に足りない、忘れられたものでもあるように感じました。
最近のお笑いやアニメ、マンガを見ていると、どこか殺伐としていると感じているのは決して私だけではないはず。
「笑いは弱い者の近くにあって欲しい。」
と、切に願ってしまう。
会期は日曜日までですが、そんな生きた「風刺とユーモア」を感じてはいかがでしょうか。オススメです!
パーティーでは「西みほ」さんのステージもありました。
by DEPTH-TRUCT
| 2007-10-26 12:47
| 雑 記