2007年 12月 11日
寂聴講話 |
先日、寂聴さんの講演会に行ってきました。応募総数4000人から抽選で400人だけが当たるという盛況ぶりでした。
講演の内容は「お釈迦様の生い立ち」を彼女なりに追うかたちでしたが、そこは作家の先生、聴衆をしっかりと引っ張ってゆきます。講演は講演で面白かったのですが、その後の質疑にも精力的に応えてる姿がとても印象的でした。
そこには彼女の波乱の人生から絞り出されたエッセンスが沁み出ていました。
瀬戸内寂聴〜ドラマ「女の一代記」より
http://wwwz.fujitv.co.jp/onna/index2.html
寂聴さんは言われました。
「人生の多くの悩みは”渇愛”だと思います。」
彼女は、愛情には「渇愛」と「慈悲」があると言います。私はそんな彼女に以前から訊いてみたい事がありました。
「渇愛の重さは、やってみないと判らないの!」
彼女は明快でした。結局、質問こそしませんでしたが、自問しながら答えはすでに胸中に浮かんでいました。
「私自身の”信じる心”が試されている」と。
講演の内容は「お釈迦様の生い立ち」を彼女なりに追うかたちでしたが、そこは作家の先生、聴衆をしっかりと引っ張ってゆきます。講演は講演で面白かったのですが、その後の質疑にも精力的に応えてる姿がとても印象的でした。
そこには彼女の波乱の人生から絞り出されたエッセンスが沁み出ていました。
瀬戸内寂聴〜ドラマ「女の一代記」より
http://wwwz.fujitv.co.jp/onna/index2.html
寂聴さんは言われました。
「人生の多くの悩みは”渇愛”だと思います。」
彼女は、愛情には「渇愛」と「慈悲」があると言います。私はそんな彼女に以前から訊いてみたい事がありました。
「渇愛の重さは、やってみないと判らないの!」
彼女は明快でした。結局、質問こそしませんでしたが、自問しながら答えはすでに胸中に浮かんでいました。
「私自身の”信じる心”が試されている」と。
by DEPTH-TRUCT
| 2007-12-11 23:32
| 雑 記