2008年 04月 14日
カルチャー・クリエイティブ |
私がここの所抱えていた違和感に対し、じつに示唆に富む本でした。2ヶ月程前に買って、岩に沁み入るようにゆっくりゆっくり読み進めていました。
世界に広がるグローバル経済、市場主義がもたらす「意図的な暴力」は、いま中国で起こっているチベット問題に似て、今まで連綿と培ってきた繋がり=歴史や文化、生きとし生けるものの尊厳やスピリットなどを無惨に崩壊させています。
人々はその愚かさに気付き始めながらも、翻弄されているという現実がそこにはあります。
昨今の貧しい人々の命の糧である食料さえも、一部の人を潤すためのマネーゲームの道具になり、働けど賃金が改善されない労働、嵐のような日常品の値上がりなどなど、『世界経済』とは『富裕層だけの優先経済』を如実に具現するシステムであると強く印象づけています。
そんなグローバル化に対する反作用がじわじわと世界各地で同時に吹き出しつつあるようです。しかも、「できる事をする」という”ゆるいスタンス”の中で示されます。
これからのライフスタイル、生き方の良い道標となるでしょう。心地のいい風景は、きっとこの先にあると思わせてくれた本でした。
横の”ライフログ”に追加しました。
世界に広がるグローバル経済、市場主義がもたらす「意図的な暴力」は、いま中国で起こっているチベット問題に似て、今まで連綿と培ってきた繋がり=歴史や文化、生きとし生けるものの尊厳やスピリットなどを無惨に崩壊させています。
人々はその愚かさに気付き始めながらも、翻弄されているという現実がそこにはあります。
昨今の貧しい人々の命の糧である食料さえも、一部の人を潤すためのマネーゲームの道具になり、働けど賃金が改善されない労働、嵐のような日常品の値上がりなどなど、『世界経済』とは『富裕層だけの優先経済』を如実に具現するシステムであると強く印象づけています。
そんなグローバル化に対する反作用がじわじわと世界各地で同時に吹き出しつつあるようです。しかも、「できる事をする」という”ゆるいスタンス”の中で示されます。
これからのライフスタイル、生き方の良い道標となるでしょう。心地のいい風景は、きっとこの先にあると思わせてくれた本でした。
横の”ライフログ”に追加しました。
by DEPTH-TRUCT
| 2008-04-14 23:08
| 雑 記